今年の1月から何度も意見を交わし、じっくり進めてきた企画が、ついに発売までたどり着きました。
OBUSUMA(おぶすま)は、埼玉県飯能市にある社会福祉法人おぶすま福祉会が立ち上げた木製品ブランド。製品づくりを支える障がいのある人たちの自己表現の場としてアート活動を行っています。
作品は、OBUSUMAを支えるメンバーたちが手や筆、木製品づくりの過程で出る端材を使って描いた色鮮やかな絵をさまざまな形に裂き、新たな作品として台紙の上に思いのままに貼り付けたものです。OBUSUMAの製品づくりでも一人ひとり出来ることや得意なことが違う中、力を合わせて一つのモノを作り上げるように、この作品もまた、それぞれの感性が混じり合うことで生まれています。
テキスタイル&インテリアデザイナーの河東梨香さんのディレクションにより、OBUSUMAのメンバーである作者たちの既成概念にとらわれない多様な感性と感覚で制作された作品を、どうぞご堪能ください。
画像は「ぺたんと」
画像は「竜宮城」
画像は「世界の地図」
画像は「黄色」
「OBUSUMA × 河東梨香」の作品はこちらから
おぶすま / OBUSUMA
OBUSUMA(おぶすま)は、埼玉県飯能市にある社会福祉法人おぶすま福祉会飯能事業所が立ち上げた木製品ブランド。河東梨香をアートディレクターとして迎え、OBUSUMAの製品づくりを支える障がいのある人たちの新たな自己表現の場を作り、才能の発掘・育成のためアート活動を行っている。
河東梨香 / Rika Kawato
日本とデンマークにルーツを持つテキスタイル&インテリアデザイナー。北欧など多数の国や文化の中で暮らした経験を、色や素材、自然の情緒を大切にしたものづくり・空間づくりにおいて、国内外のインテリア・テキスタイルブランドや医療福祉分野まで幅広い領域のデザインに活かしている。