抽象画家タンジサトミさんが描いた、洗練された色合いの新作が加わりました。
ざらついたテクスチャーの上に描かれた、光を感じさせる箔が印象的な作品を、紙の上に忠実に再現しています。


「HOMELAND」
淡いベージュとグリーンが溶け合い、やさしい大地や水辺を思わせる風景が広がります。表面の質感や金色のきらめきが光を受けて揺らぎ、眺めるたびに新しい表情を見せてくれます。空間に穏やかな輝きを添える一枚です。


「INNER」
深いブルーと柔らかな白が溶け合い、まるで水面から差し込む光のように静けさと力強さを漂わせます。表面の凹凸や質感が生み出す陰影は、見る角度によってさまざまな表情を見せ、日常の空間にやわらかな青の気配を広げてくれます。

大学卒業後、外資系航空会社に客室乗務員として勤務したのち、出産を経てアーティスト活動を開始。2021年には台湾で自身初の海外個展を開催するなど、国内外で活動中。アルコールインクやアクリルを使った抽象画を中心に、アクセントとして箔を用いた、光を感じさせる作品を数多く発表している。