最も一般的かつ確実なアートの選び方

最も一般的かつ確実なアートの選び方

アートを生活に取り入れたいけれど、何を選べばいいのか分からないという方は意外と多いのでは。そこで今回はアート選びに際して、私なりのいくつかのアドバイスをまとめました。このポイントや考え方が、迷える皆さんのお役に立てれば幸いです。ちょっと上からでスイマセン。

 

自分の感性を信じる

まず、最も大切なのは自分の感性を信じることです。アートは非常に個人的なものであり、他人の評価や流行に左右される必要はありません。ショップやギャラリー、美術館(の本物を購入するのは難しいですが・・)を訪れてみて、直感的に「これはいいな」と感じる作品を探してみましょう。特に抽象画については、作家さんご自身が「感じるままに観てほしい」と仰ることが多いですよね。とはいえ、難しいのはよくわかります。迷うのも十分理解できます。「さっきはこれだと思ったけど、やっぱりこっちかな」「私はこっちだけど、パートナーはあっち」みたいな。それが当たり前です。だったら2枚行っちゃえと言いたいところですが、1枚に、1個に絞る必要がある場合は、それこそ直観に従いましょう。勇気をもって選んだ心に響く作品は、きっとあなたの生活に豊かさをもたらしてくれるはずです。

 

趣味や興味を反映させる

自分の趣味や興味に関連するアートを選ぶのも一つの方法です。例えば、自然が好きな人は風景画や植物をモチーフにした作品。都会の街並みが好きな人はパリや東京などの都市を描いた作品。スポーツが好きな人は競技場や競技のワンシーンを描いた作品を選ぶと、自分の趣味とアートが調和し、より親しみやすく感じるのでは。

 

空間との調和を考える

アートを飾る場所を考えて、その空間との調和を意識することも重要です。リビングルームや寝室、オフィスなど、どの場所に飾るかによって選ぶアートのタイプやサイズ、色調が変わってきます。例えば、リラックスしたい部屋には落ち着いた色合いの作品を、活気を出したい場所には明るくエネルギッシュな作品を選ぶという感じでしょうか。オフィスには脳を活性化させる抽象的な作品が良いかもしれません。最近はめっきり柄の家具とかカーテン、ラグの割合が減ってきたので、どんな空間の中ででも、アートは良いアクセントになってくれるでしょう。

 

アートの種類を知る

アートには絵画だけでなく、写真、彫刻、版画、デジタルアートなど様々な種類があります。自分がどのタイプのアートに惹かれるのかを知るために、いろいろな種類のアートを見てみると良いでしょう。アートフェアや展覧会、オンラインギャラリーなどを利用して、多様な作品に触れてみることをお勧めします。

 

予算を考慮する

アートの購入には予算も重要な要素です。高額な作品だけが価値があるわけではありません。無名のアーティストや新進気鋭のアーティストの作品も素晴らしいものがたくさんありますし、実は額縁も結構なお値段だったりします。自分の予算内で、自分が本当に気に入った作品を見つけることが大切です。

 

 

少しはお役に立てたでしょうか? 「そんなの分かってるよ」と突っ込まれそうですが(笑)、投資目的で購入する方を除けば、個人的には上述のポイント、特に1番目の「自分の感性を信じる」が大前提であると感じています。「センスが無いから」「知識が無いから」選べないなんてありえません!「パートナーと意見が違う」場合は、相談の上着地点を見つけるのもありですが、なるべく頑張って押し切ってください。もちろんピンとくる作品が無ければ、見つかるまで無理に購入する必要もないと思います。でも、ビビッと感じる作品が見つかったら、思い切って飾ってみましょう。万が一「失敗した」と後悔することがあっても、ポスターだけならそれほど大きな出費にはならないでしょう。

玄関、トイレ、リビング、寝室etcと、飾る場所はいくらでもありますし、一か所1枚という決まりもありません。たまに掛け替えるだけで、模様替えをしたくらいの気分転換になれるはずです。

ご自身の感性で選んだアートに囲まれて、毎日の生活を彩ってください!

 

参考:a good view の枚数別ポスターの飾り方はこちら

 

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