大人気の「ぶた」に続いて、今度は「パグ」が仲間入りです。
伏せた姿でこちらを見つめるパグ。その大きな瞳には、どこか物憂げで愛おしい表情が宿っています。短い鼻としわの多い顔、ずんぐりとした体型で知られるパグは、古くから「愛されるために生まれた犬」とも称されてきました。
米津さんのやわらかな筆致が、そんなパグのユニークな魅力と無垢なまなざしをやさしく描き出しています。見ているだけで思わず笑みがこぼれ、日常の中にほっとした気持ちを運んでくれる一枚です。
シンプルでスタイリッシュなリビングに、そっと添えられた一枚のアート。
ぴたりと伏せたパグの愛らしい表情が、空間にほどよい“抜け感”を与えてくれます。
米津祐介 / Yusuke Yonezu
2005年イタリア・ボローニャ国際絵本原画展への入選をきっかけに絵本作家として活動を始める。以後、多くの絵本を創作し、アジアやヨーロッパ、アメリカなど、世界中で出版されている。また、国内ではステーショナリーグッズを展開するなど、イラストレーターとしても活躍の場を広げている。