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インテリアの色がもたらす心理的効果と生理的側面

インテリアの色がもたらす心理的効果と生理的側面

画像は井上陽子さんの 2019-152 フレーム50+額装マット付き   例えば、無機質な壁に小さなアートを1枚加えるだけで、部屋の印象が大きく変わることがあります。自分の好きなアートを飾るのが一番ですが、「いつもと違う雰囲気にしたい」と感じたときは、色に注目して選んでみてはいかがでしょうか。 色彩心理学の研究によれば、色は人の心や体に影響を与えることがあるとされています。ただし、その感じ方は人によって異なり、環境や文化、個人の経験によっても変わるため、「こうすれば必ずこうなる」とは限りません。それでも、ポスター1枚で空間の雰囲気が変わるなら、気軽に試してみる価値はあるはずです。 ここでは、代表的な色がもたらす心理的・身体的な効果と、白い壁と組み合わせたときの印象について、わかりやすくご紹介します。   画像は貴真さんの16 MAY 18 ■ 赤 RED 心理的効果赤は情熱やエネルギーを象徴する色で、見る人に活気や刺激を与えると言われています。アートに取り入れると、空間に勢いとダイナミズムを加える効果が期待できます。 生理的側面一部の研究では、赤を見ることで心拍数が上がったり、覚醒度が増す可能性が示唆されています(Elliot & Maier, 2014)。ただし、こうした変化は微細で一時的なものであり、医学的に確立された効果とは言えません。実際のところ、個人差が大きく、明確な作用として断定することは難しいのが現状です。 白背景の場合白い壁に赤はよく映え、強い印象を与えます。ただし背景が明るいため、過剰な刺激にはならず、バランスが取れた印象になります。 画像は紙野夏紀さんのDEPARTURE(漕ぎ出す) ■ 青 BLUE 心理的効果青は落ち着きや安心感、信頼感を与える色として知られています。集中したい空間やリラックスしたい場所におすすめです。 生理的側面青は副交感神経を優位にし、リラックスを促す可能性があるとされています(Küller et al., 2009)。感情の鎮静化に寄与するとの報告もあり、穏やかな空間演出に向いています。 白背景の場合白と組み合わせると、青の清涼感が際立ち、爽やかでクリーンな印象になります。静けさや清潔感を大切にしたい空間におすすめです。  ...

インテリアの色がもたらす心理的効果と生理的側面

画像は井上陽子さんの 2019-152 フレーム50+額装マット付き   例えば、無機質な壁に小さなアートを1枚加えるだけで、部屋の印象が大きく変わることがあります。自分の好きなアートを飾るのが一番ですが、「いつもと違う雰囲気にしたい」と感じたときは、色に注目して選んでみてはいかがでしょうか。 色彩心理学の研究によれば、色は人の心や体に影響を与えることがあるとされています。ただし、その感じ方は人によって異なり、環境や文化、個人の経験によっても変わるため、「こうすれば必ずこうなる」とは限りません。それでも、ポスター1枚で空間の雰囲気が変わるなら、気軽に試してみる価値はあるはずです。 ここでは、代表的な色がもたらす心理的・身体的な効果と、白い壁と組み合わせたときの印象について、わかりやすくご紹介します。   画像は貴真さんの16 MAY 18 ■ 赤 RED 心理的効果赤は情熱やエネルギーを象徴する色で、見る人に活気や刺激を与えると言われています。アートに取り入れると、空間に勢いとダイナミズムを加える効果が期待できます。 生理的側面一部の研究では、赤を見ることで心拍数が上がったり、覚醒度が増す可能性が示唆されています(Elliot & Maier, 2014)。ただし、こうした変化は微細で一時的なものであり、医学的に確立された効果とは言えません。実際のところ、個人差が大きく、明確な作用として断定することは難しいのが現状です。 白背景の場合白い壁に赤はよく映え、強い印象を与えます。ただし背景が明るいため、過剰な刺激にはならず、バランスが取れた印象になります。 画像は紙野夏紀さんのDEPARTURE(漕ぎ出す) ■ 青 BLUE 心理的効果青は落ち着きや安心感、信頼感を与える色として知られています。集中したい空間やリラックスしたい場所におすすめです。 生理的側面青は副交感神経を優位にし、リラックスを促す可能性があるとされています(Küller et al., 2009)。感情の鎮静化に寄与するとの報告もあり、穏やかな空間演出に向いています。 白背景の場合白と組み合わせると、青の清涼感が際立ち、爽やかでクリーンな印象になります。静けさや清潔感を大切にしたい空間におすすめです。  ...

家具の絵 静物画の中にあるもうひとつの世界

家具の絵 静物画の中にあるもうひとつの世界

画像はSTANDARD TRADE代表 渡邊謙一郎さんの作品   家具を描いた絵画は、静物画の一種として長い歴史を持っています。静物画と聞くと、果物や花、食器などがモチーフになっているイメージが強いかもしれませんが、家具もまた時代の文化や人々の暮らしを映し出す大切な題材でした。今回は、そんな「家具の絵」の魅力や歴史について、少し掘り下げてみましょう。   1. 家具の絵の歴史的背景 家具を描くことは、単なるインテリアの再現ではなく、その時代の人々の価値観やライフスタイルを表現する手段でもありました。   ルネサンス期~オランダ黄金時代 ルネサンス期には、豪華な装飾が施された家具が室内画の中に登場します。特にオランダ黄金時代の画家たちは、光と影を巧みに操りながら、木製キャビネットや椅子、テーブルなどをリアルに描きました。例えば、ピーテル・デ・ホーホやヨハネス・フェルメールの作品には、当時の家庭の雰囲気を伝える家具が精密に描かれています。   19世紀~近代 19世紀になると、印象派やポスト印象派の画家たちが家具を新たな視点で捉え始めます。フィンセント・ファン・ゴッホの有名な作品「ゴッホの寝室」は、シンプルな木製家具を中心に据え、室内の静けさや孤独感を見事に表現しています。 また、ヴィルヘルム・ハマスホイは、コペンハーゲンの自宅を繊細な色調で描いた作品を多く残しました。「ストランゲーゼ30番地」シリーズでは、家具や扉が静謐な雰囲気の中で描かれ、室内の美しさや穏やかな時間の流れが感じられます。   現代アートにおける家具の存在感 現代に入ると、家具は単なる背景ではなく、象徴的なモチーフとしての役割を果たすようになります。例えば、デヴィッド・ホックニーは家具をカラフルなパターンと組み合わせ、ポップなリズムを生み出しました。 また、ミニマリズムやコンセプチュアル・アートの流れの中で、家具をテーマにした作品も登場しています。家具は日常の一部でありながら、形や配置によってさまざまな意味を持つ存在として、アートの中で新たな表現を生み出しているのです。   2. 家具をメインに描いたアートの代表例 家具自体を主役にした絵画は意外と少なく、多くの作品では室内の一部として描かれています。しかし、そんな中でも特に注目されるのが、フィンランドの家具ブランド「アルテック」のポスターです。   アルテックのポスターが生み出す新たな価値 アルテックは、1935年にアルヴァ・アアルトとその仲間たちによって設立されたブランドで、北欧デザインの象徴ともいえる存在です。その家具は、シンプルでありながら機能的で、独特の温かみを持っています。 2013年に発売されたアルテックのポスター(デザインスタジオ Greigeのデザイン)は、単なる広告ではなく、アート作品のような美しさを持っています。特に、アアルトがデザインした「スツール60」や「パイミオチェア」をモチーフにしたポスターは、洗練された線と大胆な色使いが特徴的。これらのポスターは、家具そのものをアートとして楽しむという新しい視点を提供してくれます。 また、アルテックのポスターは、インテリアとしても人気があり、実際に部屋に飾ることで、空間にモダンな雰囲気をもたらします。つまり、「家具を描いたアート」という枠を超え、「家具を楽しむアート」としての存在感を放っているのです。...

家具の絵 静物画の中にあるもうひとつの世界

画像はSTANDARD TRADE代表 渡邊謙一郎さんの作品   家具を描いた絵画は、静物画の一種として長い歴史を持っています。静物画と聞くと、果物や花、食器などがモチーフになっているイメージが強いかもしれませんが、家具もまた時代の文化や人々の暮らしを映し出す大切な題材でした。今回は、そんな「家具の絵」の魅力や歴史について、少し掘り下げてみましょう。   1. 家具の絵の歴史的背景 家具を描くことは、単なるインテリアの再現ではなく、その時代の人々の価値観やライフスタイルを表現する手段でもありました。   ルネサンス期~オランダ黄金時代 ルネサンス期には、豪華な装飾が施された家具が室内画の中に登場します。特にオランダ黄金時代の画家たちは、光と影を巧みに操りながら、木製キャビネットや椅子、テーブルなどをリアルに描きました。例えば、ピーテル・デ・ホーホやヨハネス・フェルメールの作品には、当時の家庭の雰囲気を伝える家具が精密に描かれています。   19世紀~近代 19世紀になると、印象派やポスト印象派の画家たちが家具を新たな視点で捉え始めます。フィンセント・ファン・ゴッホの有名な作品「ゴッホの寝室」は、シンプルな木製家具を中心に据え、室内の静けさや孤独感を見事に表現しています。 また、ヴィルヘルム・ハマスホイは、コペンハーゲンの自宅を繊細な色調で描いた作品を多く残しました。「ストランゲーゼ30番地」シリーズでは、家具や扉が静謐な雰囲気の中で描かれ、室内の美しさや穏やかな時間の流れが感じられます。   現代アートにおける家具の存在感 現代に入ると、家具は単なる背景ではなく、象徴的なモチーフとしての役割を果たすようになります。例えば、デヴィッド・ホックニーは家具をカラフルなパターンと組み合わせ、ポップなリズムを生み出しました。 また、ミニマリズムやコンセプチュアル・アートの流れの中で、家具をテーマにした作品も登場しています。家具は日常の一部でありながら、形や配置によってさまざまな意味を持つ存在として、アートの中で新たな表現を生み出しているのです。   2. 家具をメインに描いたアートの代表例 家具自体を主役にした絵画は意外と少なく、多くの作品では室内の一部として描かれています。しかし、そんな中でも特に注目されるのが、フィンランドの家具ブランド「アルテック」のポスターです。   アルテックのポスターが生み出す新たな価値 アルテックは、1935年にアルヴァ・アアルトとその仲間たちによって設立されたブランドで、北欧デザインの象徴ともいえる存在です。その家具は、シンプルでありながら機能的で、独特の温かみを持っています。 2013年に発売されたアルテックのポスター(デザインスタジオ Greigeのデザイン)は、単なる広告ではなく、アート作品のような美しさを持っています。特に、アアルトがデザインした「スツール60」や「パイミオチェア」をモチーフにしたポスターは、洗練された線と大胆な色使いが特徴的。これらのポスターは、家具そのものをアートとして楽しむという新しい視点を提供してくれます。 また、アルテックのポスターは、インテリアとしても人気があり、実際に部屋に飾ることで、空間にモダンな雰囲気をもたらします。つまり、「家具を描いたアート」という枠を超え、「家具を楽しむアート」としての存在感を放っているのです。...

癒しの風景画について語ります。

癒しの風景画について語ります。

画像は大川奈々子さんの「やさしい朝」   風景画についてお話しましょう。 個人的な話。自宅には抽象画や動物画、植物画、静物画など、さまざまなジャンルのアートを飾っているのですが、最近は特に風景画に心惹かれることが多くなりました。眺めていると、どこかほっとするような穏やかな空気が伝わってきて、自然と気持ちが落ち着いていくのを感じます。 そもそも風景画とは、作家がその瞬間に感じた空気や光を切り取り、キャンバスに封じ込めたもの。私たちはその作品を通じて、遠くの国の自然や見知らぬ街並みへと旅をするような感覚を味わうことができます。描かれた風景が自分の知らない場所であっても、記憶にある景色と重ね合わせることで、かつて訪れた場所の空気を思い出したり、新たな感情が生まれたりすることもありますよね。 例えば、シンプルな海の絵を眺めていると、ある時は茅ヶ崎や三浦の海が思い浮かび、また別の時には、訪れたことのないバルセロナのビーチを想像することもあります。同じ風景を描いた作品であっても、作家によって構図や色使い、技法、タッチが異なり、それぞれが異なる世界観を見せてくれるのも、風景画の魅力のひとつです。 現在(2025年3月某日)当店で取り扱い中の風景画から、作家さんごとに私が特に心惹かれた作品を一枚ずつ選んでみました。もちろん、選ぶ作品は人それぞれの好みで大きく異なると思いますので、あくまで私の個人的な意見として受け取っていただければ幸いです。 ぜひ、全ての作品をご覧になりながら、あなた自身のお気に入りの一枚を見つけてみてください。それぞれの作品があなたの心にどのような旅や記憶をもたらしてくれるのか、ぜひ楽しんでいただけたらと思います。   紙野夏紀さんの「DEPARTURE」 紙野さんの作品一覧はこちらから   谷口正直さんの「花浅葱の1100」 谷口さんの作品一覧はこちらから   かのあさんの「小さいお家と羊たち」 かのあさんの作品一覧はこちらから   大川奈々子さんの作品一覧はこちらから     風景画は、森や海、山といった自然の情景を描くことで、鑑賞者にまるでその場にいるかのような感覚を呼び起こさせ、心を穏やかにしてくれます。特に都会で暮らす人にとっては、自然の風景に触れることで気持ちが和らぎ、リフレッシュにつながるでしょう。また、多くの風景画には遠近法が用いられ、奥行きのある構図が空間の広がりを感じさせます。たとえ限られたスペースでも、まるで窓の外に風景が広がっているかのような開放感をもたらし、視覚的なストレスを和らげる効果もあるんですよ。まさに「a good view = いい眺め」ですね。        

癒しの風景画について語ります。

画像は大川奈々子さんの「やさしい朝」   風景画についてお話しましょう。 個人的な話。自宅には抽象画や動物画、植物画、静物画など、さまざまなジャンルのアートを飾っているのですが、最近は特に風景画に心惹かれることが多くなりました。眺めていると、どこかほっとするような穏やかな空気が伝わってきて、自然と気持ちが落ち着いていくのを感じます。 そもそも風景画とは、作家がその瞬間に感じた空気や光を切り取り、キャンバスに封じ込めたもの。私たちはその作品を通じて、遠くの国の自然や見知らぬ街並みへと旅をするような感覚を味わうことができます。描かれた風景が自分の知らない場所であっても、記憶にある景色と重ね合わせることで、かつて訪れた場所の空気を思い出したり、新たな感情が生まれたりすることもありますよね。 例えば、シンプルな海の絵を眺めていると、ある時は茅ヶ崎や三浦の海が思い浮かび、また別の時には、訪れたことのないバルセロナのビーチを想像することもあります。同じ風景を描いた作品であっても、作家によって構図や色使い、技法、タッチが異なり、それぞれが異なる世界観を見せてくれるのも、風景画の魅力のひとつです。 現在(2025年3月某日)当店で取り扱い中の風景画から、作家さんごとに私が特に心惹かれた作品を一枚ずつ選んでみました。もちろん、選ぶ作品は人それぞれの好みで大きく異なると思いますので、あくまで私の個人的な意見として受け取っていただければ幸いです。 ぜひ、全ての作品をご覧になりながら、あなた自身のお気に入りの一枚を見つけてみてください。それぞれの作品があなたの心にどのような旅や記憶をもたらしてくれるのか、ぜひ楽しんでいただけたらと思います。   紙野夏紀さんの「DEPARTURE」 紙野さんの作品一覧はこちらから   谷口正直さんの「花浅葱の1100」 谷口さんの作品一覧はこちらから   かのあさんの「小さいお家と羊たち」 かのあさんの作品一覧はこちらから   大川奈々子さんの作品一覧はこちらから     風景画は、森や海、山といった自然の情景を描くことで、鑑賞者にまるでその場にいるかのような感覚を呼び起こさせ、心を穏やかにしてくれます。特に都会で暮らす人にとっては、自然の風景に触れることで気持ちが和らぎ、リフレッシュにつながるでしょう。また、多くの風景画には遠近法が用いられ、奥行きのある構図が空間の広がりを感じさせます。たとえ限られたスペースでも、まるで窓の外に風景が広がっているかのような開放感をもたらし、視覚的なストレスを和らげる効果もあるんですよ。まさに「a good view = いい眺め」ですね。        

アートポスター、インテリアポスターってどこで売ってる?どこで買える?

Where are art posters and interior posters sold...

I often see shops displaying art (interior) posters in a way that makes it unclear whether they are for sale or just for decoration, but honestly, it might not be...

Where are art posters and interior posters sold...

I often see shops displaying art (interior) posters in a way that makes it unclear whether they are for sale or just for decoration, but honestly, it might not be...

最も一般的かつ確実なアートの選び方

The most common and reliable way to choose art.

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a good view のポスターはなぜ「正方形」なのか - a good view

Why is the "a good view" poster "square"?

Why is the poster for "A Good View" in a square shape?

Why is the "a good view" poster "square"?

Why is the poster for "A Good View" in a square shape?

「北欧の暮らしとデザインが日本人に愛されるわけ 2023」 - a good view

"Why Nordic Lifestyle and Design Are Loved by J...

Why Nordic Living and Design Are Loved by the Japanese in 2023

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