Collection: Animal painting

Our Artists

This page introduces the artists who provide their works to our store. We feature a diverse group of artists from Japan and around the world, including painters, illustrators, and textile designers, who freely cross the boundaries between art and design, without being confined to traditional categories.

Artists
  • 複数のアートを並べて飾る|暮らしの眺めの育て方

    複数のアートを並べて飾る|暮らしの眺めの育て方

    暮らしの中に生まれる眺め アートを飾ると聞くと、まず思い浮かぶのは、壁に大きな作品を一枚掛ける姿かもしれません。 ソファの上、玄関、リビングの正面。そこに一枚の絵があるだけで、空間の印象は大きく変わります。 大きな一枚には、部屋の中心をつくる力があります。 視線を引きつけ、空間を引き締め、その場所にひとつの象徴的な表情を与えてくれます。 一方で、楽しみ方はそれだけではありません。 小さめの作品を複数枚飾ると、一枚の大きな作品とは違い、作品同士のあいだに余白やリズムが生まれます。 横に並べて穏やかな広がりをつくる。少し高さをずらして、壁面に動きを出す。廊下や階段に沿って配置し、歩きながら少しずつ眺める。 そうした飾り方には、空間全体に表情を重ねていくような楽しさがあります。 複数枚を飾ることは、壁を埋めるための方法ではありません。 むしろ、ひとつの強い印象で空間を決めるのではなく、小さな眺めを少しずつ重ねていくような行為です。 欧米の住宅に見る、複数枚を飾る文化 欧米の映画やインテリア写真などで、階段や廊下に家族写真が何枚も飾られている場面を目にすることがあります。 子どもの成長、旅先での一枚、家族の記念日、祖父母の写真。そうした写真が、階段の勾配に沿って並べられている風景です。 もちろん、すべての欧米の家に共通する習慣ではありません。国や地域、家族観、住宅の広さによっても違いがあります。 それでも、家族写真を複数飾る行為には、ひとつの考え方が見えてきます。 それは、写真を単なる記録としてしまい込むのではなく、日々の暮らしの中に置いておくという感覚です。 階段を上がるとき、廊下を通るとき、ふと目に入る。 毎回じっくり眺めるわけではなくても、そこにあることで、家族の時間や記憶が住まいの一部になっていく。 アメリカの文化人類学者リチャード・シャルフェンは、著書 Snapshot Versions of Life(1987年)の中で、家庭内の写真や映像を「ホームモード・フォトグラフィー」と呼び、人々が写真を通じて家族の記憶やアイデンティティを形成していることを明らかにしています。写真は単なる装飾や記録ではなく、家族や個人の記憶を支えるものとして日常の中に置かれているというのが、シャルフェンの見方です。 この考え方は、複数の作品を飾ることにも通じます。 家族写真が「家族の時間」を重ねるものだとすれば、作品は「その人が心地よいと感じるもの」「惹かれる色やかたち」「暮らしの中で大切にしたい気分」を重ねるものと言えるかもしれません。 一枚の大きな作品で空間を決めるのではなく、複数の作品を通して、その人らしい眺めが生まれていく。 そこに、この飾り方ならではの価値があります。 連続して並べることで生まれるリズム 複数枚を飾るとき、もっともわかりやすい効果は、視線の流れが生まれることです。...

    複数のアートを並べて飾る|暮らしの眺めの育て方

    暮らしの中に生まれる眺め アートを飾ると聞くと、まず思い浮かぶのは、壁に大きな作品を一枚掛ける姿かもしれません。 ソファの上、玄関、リビングの正面。そこに一枚の絵があるだけで、空間の印象は大きく変わります。 大きな一枚には、部屋の中心をつくる力があります。 視線を引きつけ、空間を引き締め、その場所にひとつの象徴的な表情を与えてくれます。 一方で、楽しみ方はそれだけではありません。 小さめの作品を複数枚飾ると、一枚の大きな作品とは違い、作品同士のあいだに余白やリズムが生まれます。 横に並べて穏やかな広がりをつくる。少し高さをずらして、壁面に動きを出す。廊下や階段に沿って配置し、歩きながら少しずつ眺める。 そうした飾り方には、空間全体に表情を重ねていくような楽しさがあります。 複数枚を飾ることは、壁を埋めるための方法ではありません。 むしろ、ひとつの強い印象で空間を決めるのではなく、小さな眺めを少しずつ重ねていくような行為です。 欧米の住宅に見る、複数枚を飾る文化 欧米の映画やインテリア写真などで、階段や廊下に家族写真が何枚も飾られている場面を目にすることがあります。 子どもの成長、旅先での一枚、家族の記念日、祖父母の写真。そうした写真が、階段の勾配に沿って並べられている風景です。 もちろん、すべての欧米の家に共通する習慣ではありません。国や地域、家族観、住宅の広さによっても違いがあります。 それでも、家族写真を複数飾る行為には、ひとつの考え方が見えてきます。 それは、写真を単なる記録としてしまい込むのではなく、日々の暮らしの中に置いておくという感覚です。 階段を上がるとき、廊下を通るとき、ふと目に入る。 毎回じっくり眺めるわけではなくても、そこにあることで、家族の時間や記憶が住まいの一部になっていく。 アメリカの文化人類学者リチャード・シャルフェンは、著書 Snapshot Versions of Life(1987年)の中で、家庭内の写真や映像を「ホームモード・フォトグラフィー」と呼び、人々が写真を通じて家族の記憶やアイデンティティを形成していることを明らかにしています。写真は単なる装飾や記録ではなく、家族や個人の記憶を支えるものとして日常の中に置かれているというのが、シャルフェンの見方です。 この考え方は、複数の作品を飾ることにも通じます。 家族写真が「家族の時間」を重ねるものだとすれば、作品は「その人が心地よいと感じるもの」「惹かれる色やかたち」「暮らしの中で大切にしたい気分」を重ねるものと言えるかもしれません。 一枚の大きな作品で空間を決めるのではなく、複数の作品を通して、その人らしい眺めが生まれていく。 そこに、この飾り方ならではの価値があります。 連続して並べることで生まれるリズム 複数枚を飾るとき、もっともわかりやすい効果は、視線の流れが生まれることです。...

  • 作家の深掘りコラム|青山佳世。絵が模様になる瞬間

    Author Deep Dive Column | Kayo Aoyama. The Mome...

    Images from the 2025 solo exhibition "Flower Patterns"Kayo Aoyama apparently loved drawing ever since she was a child, often doodling in her notebooks during class. She majored in Swedish at...

    Author Deep Dive Column | Kayo Aoyama. The Mome...

    Images from the 2025 solo exhibition "Flower Patterns"Kayo Aoyama apparently loved drawing ever since she was a child, often doodling in her notebooks during class. She majored in Swedish at...

  • 作家の深掘りコラム|主観と客観を往来する、サトウアサミの線と形。

    Writer's Deep Dive Column | Moving Between Subj...

    The image shows Asami Sato's atelier. I want my works to blend into everyday life, yet feature clever colors and shapes. Such a clear intention resides in Asami Sato's works....

    Writer's Deep Dive Column | Moving Between Subj...

    The image shows Asami Sato's atelier. I want my works to blend into everyday life, yet feature clever colors and shapes. Such a clear intention resides in Asami Sato's works....

  • 作家の深掘りコラム|「絵の具を描(えが)く」抽象画家 滝本優美

    Writer's Deep Dive Column | Yumi Takimoto, Abst...

    While Yumi Takimoto's works possess a clear presence of paint, they never feel suffocating to behold. The thickly applied colors and white paint seek equilibrium within the canvas, and this...

    Writer's Deep Dive Column | Yumi Takimoto, Abst...

    While Yumi Takimoto's works possess a clear presence of paint, they never feel suffocating to behold. The thickly applied colors and white paint seek equilibrium within the canvas, and this...

  • 色と線が出会う場所。エリザ・デフォッセ・菊地の仕事。

    Where color and line meet. The work of Eliza De...

    When I first saw Elisa's work, my immediate thought was, "Art and design overlap so naturally." There are grid-like structures, yet gentle curves coexist on the same canvas. Organized logic...

    Where color and line meet. The work of Eliza De...

    When I first saw Elisa's work, my immediate thought was, "Art and design overlap so naturally." There are grid-like structures, yet gentle curves coexist on the same canvas. Organized logic...

  • 作家の深掘りコラム | 境界を溶かし、光を呼び込む。抽象画家 タンジサトミ

    In-depth Column on Artists | Melting Boundaries...

    Abstract art has a way of reaching us before words do. Before we can even describe what is depicted, a certain atmosphere or presence emerges. Satomi Tanji's works are precisely...

    In-depth Column on Artists | Melting Boundaries...

    Abstract art has a way of reaching us before words do. Before we can even describe what is depicted, a certain atmosphere or presence emerges. Satomi Tanji's works are precisely...

  • 作家の深掘りコラム|日常に、季節の呼吸を。一栁綾乃の植物画

    Writer's In-Depth Column | Embracing the Season...

    When I look at Ayano Ichiyanagi's work, I feel like my breathing settles. The orange of the Campsis (trumpet vine), the yellow of the Coreopsis, the purple of the Oxalis....

    Writer's In-Depth Column | Embracing the Season...

    When I look at Ayano Ichiyanagi's work, I feel like my breathing settles. The orange of the Campsis (trumpet vine), the yellow of the Coreopsis, the purple of the Oxalis....

  • ado 渡辺真希子さんの新作が入荷しました。

    New works by Makiko Watanabe have arrived at Ado.

    Black and white, dignified and relaxed—ado's new works are released simultaneously. Cats with different expressions are depicted in calm, Japanese painting-like tones. Amidst their cuteness, there is a quiet elegance,...

    New works by Makiko Watanabe have arrived at Ado.

    Black and white, dignified and relaxed—ado's new works are released simultaneously. Cats with different expressions are depicted in calm, Japanese painting-like tones. Amidst their cuteness, there is a quiet elegance,...

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