Collection: New Arrivals

アートプリントレーベル「R.」の特集です。

Our Artists

当店に作品をご提供くださっている作家の皆さまをご紹介するページです。画家、イラストレーター、テキスタイルデザイナーなど、従来のカテゴリーにとらわれることなく、アートとデザインの境界を自由に行き来する、国内外の多彩な作家陣が参加しています。

Artists

Gallery

わたしたちの生活に彩りや癒しを与えてくれるアートポスターを、美しく印象的に飾るアイデアをご紹介します。ぜひご活用ください。

View all
  • 花鳥風月、雪月花、わびさび。似ているようで違う日本の美意識

    花鳥風月、雪月花、わびさび。似ているようで違う日本の美意識

    画像は現代版の花鳥風月を感じさせる、谷口正直さんの作品   先日、「動物と植物の絵が、暮らしに馴染みやすい理由」というコラムを書いたときに、花鳥風月や雪月花という言葉に少し触れました。 ただ、自分でも何となくわかったつもりになっていたところがあったので、今回はあらためて、この二つの言葉について調べてみました。 花鳥風月とは、自然の美しさをあらわす言葉です。 花、鳥、風、月。どれも、昔から人の心を動かしてきた自然のものばかりです。 花のあざやかさ。 鳥の気配。 風の動き。 月の光。 こうして並べてみると、花鳥風月という言葉が、ただ自然を説明するだけでなく、その場の空気や季節の移ろいまで含んでいるように思えてきます。 今でも「花鳥風月を愛でる」という言い方がありますが、そこには、自然の美しさを楽しむ気持ちそのものが込められているようです。広辞苑でも、「自然の美しい風物」や「風雅な趣を楽しむこと」と説明されています。 一方、雪月花もまた、自然の美しさをあらわす言葉です。 雪、月、花という三つの言葉が並び、特に冬の雪、秋の月、春の花を指すものとされています。 花鳥風月と雪月花には、どちらにも「花」と「月」が入っています。 でも、受ける印象は少し違います。 花鳥風月には、鳥がいて、風が吹いています。 そこには動きがあり、景色が広がっていく感じがあります。 それに対して雪月花には、もう少しおだやかな美しさが感じられます。 雪の白さ、月の光、花の気配。 ひとつひとつの美しさを、ゆっくり味わうような言葉に思えます。 たとえば、花鳥風月は、外へひらけた風景に出会ったときの気持ちに近いかもしれません。 雪月花は、静かな庭や夜の景色を前にして、しみじみ見入るような感じに近い気がします。 どちらも自然の美しさをあらわす言葉ですが、花鳥風月には広がりがあり、雪月花には落ち着いた趣がある。 そんなふうに考えると、違いが少し見えやすくなります。 先日書いた「わびさび」のコラムとも、少し通じるところがあります。 ただ、花鳥風月や雪月花と、わびさびは同じではありません。 花鳥風月や雪月花が、自然の美しさを素直に味わう言葉だとすれば、わびさびは、もっと控えめなもの、簡素なもの、少し古びたものに心を向ける感覚に近いように思います。 たとえば、 満開の花、明るい月、四季の風景の美しさをそのまま味わう...

    花鳥風月、雪月花、わびさび。似ているようで違う日本の美意識

    画像は現代版の花鳥風月を感じさせる、谷口正直さんの作品   先日、「動物と植物の絵が、暮らしに馴染みやすい理由」というコラムを書いたときに、花鳥風月や雪月花という言葉に少し触れました。 ただ、自分でも何となくわかったつもりになっていたところがあったので、今回はあらためて、この二つの言葉について調べてみました。 花鳥風月とは、自然の美しさをあらわす言葉です。 花、鳥、風、月。どれも、昔から人の心を動かしてきた自然のものばかりです。 花のあざやかさ。 鳥の気配。 風の動き。 月の光。 こうして並べてみると、花鳥風月という言葉が、ただ自然を説明するだけでなく、その場の空気や季節の移ろいまで含んでいるように思えてきます。 今でも「花鳥風月を愛でる」という言い方がありますが、そこには、自然の美しさを楽しむ気持ちそのものが込められているようです。広辞苑でも、「自然の美しい風物」や「風雅な趣を楽しむこと」と説明されています。 一方、雪月花もまた、自然の美しさをあらわす言葉です。 雪、月、花という三つの言葉が並び、特に冬の雪、秋の月、春の花を指すものとされています。 花鳥風月と雪月花には、どちらにも「花」と「月」が入っています。 でも、受ける印象は少し違います。 花鳥風月には、鳥がいて、風が吹いています。 そこには動きがあり、景色が広がっていく感じがあります。 それに対して雪月花には、もう少しおだやかな美しさが感じられます。 雪の白さ、月の光、花の気配。 ひとつひとつの美しさを、ゆっくり味わうような言葉に思えます。 たとえば、花鳥風月は、外へひらけた風景に出会ったときの気持ちに近いかもしれません。 雪月花は、静かな庭や夜の景色を前にして、しみじみ見入るような感じに近い気がします。 どちらも自然の美しさをあらわす言葉ですが、花鳥風月には広がりがあり、雪月花には落ち着いた趣がある。 そんなふうに考えると、違いが少し見えやすくなります。 先日書いた「わびさび」のコラムとも、少し通じるところがあります。 ただ、花鳥風月や雪月花と、わびさびは同じではありません。 花鳥風月や雪月花が、自然の美しさを素直に味わう言葉だとすれば、わびさびは、もっと控えめなもの、簡素なもの、少し古びたものに心を向ける感覚に近いように思います。 たとえば、 満開の花、明るい月、四季の風景の美しさをそのまま味わう...

  • 動物と植物の絵が、暮らしに馴染みやすい理由

    動物と植物の絵が、暮らしに馴染みやすい理由

    画像は、動物と植物の両方が描かれた青山佳世さんの『LEMON AND FIELD PEAS』です。   当店でも、動物や植物を描いた作品はよく選ばれます。飾る方の暮らし方や好みはそれぞれ違うはずなのに、不思議とこの二つのモチーフには、いつも人が集まってくるように感じます。 もちろん、当店のポスターが小ぶりで、部屋に取り入れやすいことも理由のひとつだと思います。壁の一等地を大きく占めないぶん、試しやすい。季節で入れ替えやすい。複数枚を並べて、壁にリズムをつくりやすい。そういう「入口の軽さ」が、最初の一枚を後押ししているのは確かです。 けれど、それだけでは説明しきれないものがあります。 同じ小ぶりなポスターでも、動物や植物の絵には、ほかのモチーフとは違う近づきやすさがあるように思います。抽象画には抽象画の魅力があり、風景画には風景画の広がりがあります。けれど、花や鳥や動物は、見る人に知識を求めすぎない。まず「そこにいる」「そこに咲いている」という感覚で受け取れる。だから、飾る前の迷いを少しやわらげてくれるのではないでしょうか。 では、なぜ私たちは動物や植物の絵に惹かれるのでしょうか。   目が止まる、心がほどける 動物の絵は、まず目が止まります。 鳥、猫、犬、鹿、リス。描かれ方はさまざまでも、動物がいるだけで、絵の中に小さな気配が生まれます。こちらを見ているように感じることもあれば、こちらには気づかず、ただそこに佇んでいるように見えることもある。その距離感が、部屋の中にちょっとした親しみを連れてきてくれます。 人の顔が描かれた絵は、飾る場所によっては少し強く感じられることがあります。けれど動物の場合は、視線があっても圧が出にくい。かわいらしさだけでなく、少しとぼけた感じ、静かに寄り添う感じ、自由に動き回っている感じ。そうした受け取り方の幅が、暮らしの中に入りやすくしているのだと思います。 アドさんの作品「いえにいるシロネコ」   一方で植物は、もう少し穏やかな効き方をします。 花や枝葉は、強く主張しすぎないのに、室内の直線や硬さをそっと和らげてくれます。家具や壁、窓枠、棚。家の中にはまっすぐな線が多いものです。そこに葉の曲線や花の形が入ると、空間の表情が少しやわらぐ。実際の植物を置くのとは違って、水やりも日当たりも必要ありません。それでも、自然に近いものが視界に入ることで、部屋の印象は変わります。 一栁さんの作品「COREOPSIS(コレオプシス)」   自然や生きものに惹かれる人間の傾向については、「バイオフィリア」という考え方があります。人には自然や生命とのつながりを求める傾向がある、という見方です。もちろん、絵を一枚飾っただけで暮らしが劇的に変わるという話ではありません。ただ、動物や植物の絵を見たときに、多くの人がどこか安心したり、近づきやすさを感じたりする背景には、こうした感覚も関係しているのかもしれません。 ここで大切なのは、絵が「役に立つ」という話ではありません。 絵は、便利な道具ではありません。けれど、日々の中でふと視界に入ったとき、気持ちを少し切り替えてくれることがあります。動物は親密さを、植物は呼吸の余白を。どちらも説明を押しつけずに、部屋に馴染んでくれる。だから選ばれやすいのだと思います。   これは日本だけの現象? 結論から言えば、この傾向は日本だけのものではありません。自然のモチーフが好まれやすい傾向は、文化を越えてある程度共通しているようです。 ただし、同じ自然でも「読み方」は同じではありません。ここが面白いところです。 日本では、自然はしばしば季節や移ろいと結びついて語られてきました。花鳥風月や雪月花という言葉が象徴するように、自然は単なる対象ではなく、時間の流れを運ぶものでもあります。桜は花であると同時に、春の短さを思わせるもの。月は風景の一部であると同時に、見上げる人の心を映すもの。鳥の声や草花の変化にも、季節の気配を読み取ってきました。 日本の美意識には、移ろいやはかなさ、過ぎていくものへの共感を大切にする感受性が根づいています。自然の美しさは、ただ鮮やかであることだけではなく、そこに時間の揺らぎがあることによって、より深く受け止められてきた。この流れで考えると、植物画の魅力は「花が描かれている」こと以上に、花のまわりにある空気にあります。咲き誇る瞬間だけでなく、咲き始めや散り際に心が動く。鳥もまた、物語の主人公というより、季節の音や風景の一部として置かれることがある。自然が、部屋の中にやわらかな奥行きをつくってくれるのです。...

    動物と植物の絵が、暮らしに馴染みやすい理由

    画像は、動物と植物の両方が描かれた青山佳世さんの『LEMON AND FIELD PEAS』です。   当店でも、動物や植物を描いた作品はよく選ばれます。飾る方の暮らし方や好みはそれぞれ違うはずなのに、不思議とこの二つのモチーフには、いつも人が集まってくるように感じます。 もちろん、当店のポスターが小ぶりで、部屋に取り入れやすいことも理由のひとつだと思います。壁の一等地を大きく占めないぶん、試しやすい。季節で入れ替えやすい。複数枚を並べて、壁にリズムをつくりやすい。そういう「入口の軽さ」が、最初の一枚を後押ししているのは確かです。 けれど、それだけでは説明しきれないものがあります。 同じ小ぶりなポスターでも、動物や植物の絵には、ほかのモチーフとは違う近づきやすさがあるように思います。抽象画には抽象画の魅力があり、風景画には風景画の広がりがあります。けれど、花や鳥や動物は、見る人に知識を求めすぎない。まず「そこにいる」「そこに咲いている」という感覚で受け取れる。だから、飾る前の迷いを少しやわらげてくれるのではないでしょうか。 では、なぜ私たちは動物や植物の絵に惹かれるのでしょうか。   目が止まる、心がほどける 動物の絵は、まず目が止まります。 鳥、猫、犬、鹿、リス。描かれ方はさまざまでも、動物がいるだけで、絵の中に小さな気配が生まれます。こちらを見ているように感じることもあれば、こちらには気づかず、ただそこに佇んでいるように見えることもある。その距離感が、部屋の中にちょっとした親しみを連れてきてくれます。 人の顔が描かれた絵は、飾る場所によっては少し強く感じられることがあります。けれど動物の場合は、視線があっても圧が出にくい。かわいらしさだけでなく、少しとぼけた感じ、静かに寄り添う感じ、自由に動き回っている感じ。そうした受け取り方の幅が、暮らしの中に入りやすくしているのだと思います。 アドさんの作品「いえにいるシロネコ」   一方で植物は、もう少し穏やかな効き方をします。 花や枝葉は、強く主張しすぎないのに、室内の直線や硬さをそっと和らげてくれます。家具や壁、窓枠、棚。家の中にはまっすぐな線が多いものです。そこに葉の曲線や花の形が入ると、空間の表情が少しやわらぐ。実際の植物を置くのとは違って、水やりも日当たりも必要ありません。それでも、自然に近いものが視界に入ることで、部屋の印象は変わります。 一栁さんの作品「COREOPSIS(コレオプシス)」   自然や生きものに惹かれる人間の傾向については、「バイオフィリア」という考え方があります。人には自然や生命とのつながりを求める傾向がある、という見方です。もちろん、絵を一枚飾っただけで暮らしが劇的に変わるという話ではありません。ただ、動物や植物の絵を見たときに、多くの人がどこか安心したり、近づきやすさを感じたりする背景には、こうした感覚も関係しているのかもしれません。 ここで大切なのは、絵が「役に立つ」という話ではありません。 絵は、便利な道具ではありません。けれど、日々の中でふと視界に入ったとき、気持ちを少し切り替えてくれることがあります。動物は親密さを、植物は呼吸の余白を。どちらも説明を押しつけずに、部屋に馴染んでくれる。だから選ばれやすいのだと思います。   これは日本だけの現象? 結論から言えば、この傾向は日本だけのものではありません。自然のモチーフが好まれやすい傾向は、文化を越えてある程度共通しているようです。 ただし、同じ自然でも「読み方」は同じではありません。ここが面白いところです。 日本では、自然はしばしば季節や移ろいと結びついて語られてきました。花鳥風月や雪月花という言葉が象徴するように、自然は単なる対象ではなく、時間の流れを運ぶものでもあります。桜は花であると同時に、春の短さを思わせるもの。月は風景の一部であると同時に、見上げる人の心を映すもの。鳥の声や草花の変化にも、季節の気配を読み取ってきました。 日本の美意識には、移ろいやはかなさ、過ぎていくものへの共感を大切にする感受性が根づいています。自然の美しさは、ただ鮮やかであることだけではなく、そこに時間の揺らぎがあることによって、より深く受け止められてきた。この流れで考えると、植物画の魅力は「花が描かれている」こと以上に、花のまわりにある空気にあります。咲き誇る瞬間だけでなく、咲き始めや散り際に心が動く。鳥もまた、物語の主人公というより、季節の音や風景の一部として置かれることがある。自然が、部屋の中にやわらかな奥行きをつくってくれるのです。...

  • 作家の深掘りコラム|小さいお家がある風景。かのあさんが描く、ほっとできる居場所

    A landscape with a small house | A comforting p...

    The photo shows the Osaka Prefectural Flower Culture Garden, a place Kanoa occasionally visits for healing.   Small houses, hills, sheep, the moon, lakes. Kanoa's works depict a world that...

    A landscape with a small house | A comforting p...

    The photo shows the Osaka Prefectural Flower Culture Garden, a place Kanoa occasionally visits for healing.   Small houses, hills, sheep, the moon, lakes. Kanoa's works depict a world that...

  • アートプリントレーベル「R.」の作品を発売します。

    We will be releasing artworks from the art prin...

    "R." is an art print label founded by Asami Sato, an artist and designer, centered on abstract modern art. The phrase "still current" written below the "R." in the signature...

    We will be releasing artworks from the art prin...

    "R." is an art print label founded by Asami Sato, an artist and designer, centered on abstract modern art. The phrase "still current" written below the "R." in the signature...

  • 東京のレンタルギャラリー・展示スペース18選|個展や作品展に使える会場をエリア別に紹介

    18 Rental Galleries and Exhibition Spaces in To...

    Even if you want to hold a solo or group exhibition in Tokyo, galleries vary greatly in terms of size, fees, usage conditions, and preferred genres. While some venues can...

    18 Rental Galleries and Exhibition Spaces in To...

    Even if you want to hold a solo or group exhibition in Tokyo, galleries vary greatly in terms of size, fees, usage conditions, and preferred genres. While some venues can...

  • ムーミンキャラクターズ社を訪ねて|鈴木マサルがたどるムーミンの歴史と世界

    Visiting Moomin Characters Ltd. | Masaru Suzuki...

    Textile designer Masaru Suzuki visited Moomin Characters in Helsinki, Finland. He was guided around the office and showroom by James, a relative of Tove Jansson, the original creator of Moomin....

    Visiting Moomin Characters Ltd. | Masaru Suzuki...

    Textile designer Masaru Suzuki visited Moomin Characters in Helsinki, Finland. He was guided around the office and showroom by James, a relative of Tove Jansson, the original creator of Moomin....

  • 壁に穴をあけずに、アートを飾る|賃貸でも楽しめる飾り方

    Displaying art without drilling holes in walls ...

    You've acquired an art poster, but it's been sitting untouched for a while. Or perhaps you've found a piece you love but hesitate to buy it "because I'm just renting."...

    Displaying art without drilling holes in walls ...

    You've acquired an art poster, but it's been sitting untouched for a while. Or perhaps you've found a piece you love but hesitate to buy it "because I'm just renting."...

  • ムーミンの新作ポスターが入荷しました

    New Moomin posters have arrived!

    Separated from her family by a flood, Little My drifts along in a sewing basket. Snufkin, casting his fishing line, hooks the basket and pulls it in. This piece is...

    New Moomin posters have arrived!

    Separated from her family by a flood, Little My drifts along in a sewing basket. Snufkin, casting his fishing line, hooks the basket and pulls it in. This piece is...

1 of 8